市販の焼き芋スイーツの研究(1)高級芋菓子しみず
最近は、焼き芋は、扱わずに、干し芋や、芋菓子だけを扱う店舗も、増えています。
芋菓子の場合には、加糖してありますので、焼き芋の甘さで勝負する訳ではなくなります。
また、焼き芋は、東南アジア限定のメニューですが、サツマイモパイ、サツマイモプリンは、欧米でも定番のメニューなので、国際化を考える上では、焼き芋スイーツは重要な視点です。
2021年11月に、芋菓子だけを扱う店舗のしみずが、近くに開店したので、芋菓子を購入してみました。
しみずは、HPによれば、次の特徴があります。
1)サツマイモは、鹿児島産に限定する。
2)焼き芋はオーブンで焼く。
3)焼きもの皮をむく。
4)乾燥して、焼き芋パウダーを作る。
サツマイモの種類は以下です。
1)紅はるか 2)安納紅いも 3)安納こがね 4)桜島紫いも 5)栗こがねいも 6)さつま金時芋
焼き芋ブリュレなど、皮つきの焼き芋を使ったメニューもありますが、それは、イートインだけで、テイクアウトには対応していません。焼き芋は、冷凍を解凍して使っていると推測しています。
今回は、テイクアウトでしたので、皮つきの焼き芋メニューは購入できませんでした。
安納芋プリンを購入してみました。
しみずは、フランチャイズで店舗を拡大していますが、それを可能にしているのは、焼き芋パウダーと冷凍焼き芋の利用と思われます。
値段は高いですが、クリーム、三温糖などの材料に、お金をかけていますので、値段相応の味がします。
別のお店の芋プリンよりは、確実に美味しかったです。
サツマイモは、庶民の食べもの、B級グルメというサインをあえて、逸脱しています。
栗、カボチャなどいろいろな食材を使わずに、あえて、サツマイモに限定する意義を感じるかは、買い手の判断でしょう。
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