darktableから、Kritaへの画像転送にJpegを使うべきではありません。
Jpegは、RGBが各々8ビットしかないので、切り捨てによるデータ精度の劣化が大きいからです。
dakktableで出力可能なファイル形式は以下です。
PEG, PNG, TIFF, OpenEXR and more.
Kritaでは、大抵のも形式は読めます。というか、darktableでも、読み込みに対応しているファイル形式は多様です。
画像ソフトでは、フォトショップのフィル形式、psdが使われることも多いです。
Gimpは、psdに対応しています。ただし、psdは、バージョンアップによって、ファイルの形式はが、なし崩し的に、拡張されていること、ファイル形式は、非公開で、リバースエンジニアリングに、よっていることから、Kritaでは、psdよりも、ora か tiffを使うべきといっています。
また、Krita は EXR ファイルをお絵描き(そう、Krita は scene referred 値で描くことができます)のために読み書きすることも、Blender、Mari、Nuke や Natron などのアプリケーションとのやり取りのために使うこともできます。
darktableのOpenEXRは16ビットの半精度浮動小数点数 (FP16) をサポートしています。
darktableの内部表現は、32ビットの浮動小数点ですので、16ビットでは、一部の情報が欠落しますが、それでも、Jpegの8ビットよりはましです。
そこで、今回は、Jpeg、tiff、EXRを試してみました。
1)Jpeg
写真1が、Jpegのエクスポートです。
写真2が、Kritaで、Jpeg画像を読み込んだところです。
正常に、読み込めています。
2)tiff
写真3は、tiffの設定で、16ビットしか選択できません。
写真4は、tiffのエクスポートです。
写真5が、Kritaで、tiff画像を読み込んだところです。
正常に、読み込めています。
3)EXR
写真6は、EXRのエクスポートです。
写真7が、Kritaで、EXR画像を読み込んだところです。
露光が、異常です。
写真8が、各ファイルサイズです。EXRが最大なので、情報量は、EXRが大きいと思われます。
写真9は、Kritaで、EXR画像を読み込んだメイン画面の下の部分です。
EXRは32ビットになっています。
この辺りが怪しいですが、確認はとれていませんので、今回は、ここまでとして、タイトルに(1)をつけて、問題がはっきりした時点で、報告します。