極上の焼き芋の焼き方(101)市販の焼き芋の研究(6)「芋千」焼き芋(紅天使)

「芋千」は、JR牛久駅東口にある焼き芋やさんです。

焼き芋は、お店の入り口のところにある石焼き芋機に入っています。

引き出し型の焼き芋機で、引き出しの中には、小石が敷いてあります。

写真1が、焼き芋の外観です。

写真2が、焼き芋の断面です。

断面をみると中央部が白くなっていて、この部分の糊化が不足している可能性があります。

しかし、食味には、問題はありませんでした。

石焼き芋としては、最上の出来栄えとおもわれました。

その理由ですが、焼きあがったあと100度前後で、長時間保温しているためと思われます。

石焼き芋と壺焼き芋の加熱時間は、60分から90分です。

これ以降、同じ温度で、加熱を続けると、焼き芋が焦げてしまいます。

ですから、焼きあがった後では、温度を下げて、保温モードに切り替える必要があります。

しかし、保温モードにすると、焼き芋の生産性が下がり、電気代がかかるので、保温モードが使われる場合は少ないです。

「芋千」の焼き芋が、美味しかったのは、保温モードを使ったためと考えます。

f:id:computer_philosopher:20211211233029j:plain
写真1 焼き芋(紅はるか)

f:id:computer_philosopher:20211211233057j:plain
写真2 焼き芋(紅はるか、断面)