予科練平和記念館学芸員の渡邉裕美子氏によれば、「隣接する陸上自衛隊武器学校の雄翔館が『遺族の追悼』という位置付けなのに対し、平和記念館は「予科練を知らない世代に戦争や町の成り立ちをもっと知ってほしいという思いで建てられ」たそうです。
開館は、2010/02/02です。竣工は、2009/12です。
設計は、吉村靖孝氏(早稲田大教授)です。
2010年のディスプレイデザイン大賞を受賞しています。
設計のデータは、以下です。
撮影時は、コロナウィルスで、閉館中で、中にはいれませんでした。
また、屋外展示には、回天とゼロ戦がありますが、ゼロ戦の収納庫も閉鎖中でした。
隣接する雄翔館は、敷地にも、入れませんでしたので、再度、撮影旅行にいくつもりで、「予科練平和祈念館(1)」とします。
写真1から写真4が、予科練平和祈念館です。
市松模様のパターンが使われていますが、微妙に変化がつけられて、繰り返しにはなっていません。この辺りは、類を見ない、名建築だと思います。
色のついている部分は、「亜鉛めっき鋼板」の直仕上げのようです。
- ディスプレイデザイン大賞2010『予科練平和記念館』に決まる
http://www.dsa.or.jp/design/archive/news/detail/img/news_100624.pdf
https://www.joyoliving.co.jp/special/heritage/00052/
- 吉村靖孝研究室
- YASUTAKA YOSHIMURA ARCHITECTS
https://www.yasutakayoshimura.com/
- 吉村靖孝 wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E6%9D%91%E9%9D%96%E5%AD%9D
- “吉村靖孝設計”予科練平和記念館 2019/02/10 建築の旅