今回は、焼き芋Bと焼き芋Cの比較です。
焼き芋の定義は、繰り返すと、以下です。
2度加熱と保温の後で、140度30分で、水分を飛ばした焼き芋をAとします。
Bは、Aに170度10分の加熱をして、更に、水分を飛ばした焼き芋です。
Cは、Aに170度20分の加熱をして、更に、水分を飛ばした焼き芋です。
まず、アルミホイルの再利用では、170度10分の加熱で、麦芽糖の糖蜜の水分が飛んで、焼き芋が、アルミホイルに、張り付いてしまいます。これ以上の加熱は無理です。
そこで、今回は、クッキングシートをつかいます。
写真1では、クッキングシートの上に、焼き芋Bを載せています。
この状態です。さらに、170度10分加熱して、焼き芋を作ります。
写真2が、焼き芋Bと焼き芋Cの外観の比較です。
上の焼き芋Cでは、焼き芋の表面の麦芽糖が固まって、飴のような状態になっています。
写真3が、焼き芋Bと焼き芋Cの断面の比較です。
右の焼き芋Cの方が、左の焼き芋Bよりも、水分が飛んでいます。
また、170度10分の追加加熱によって、繊維質が更にくずれています。
食味の結果は、焼き芋Cが、焼き芋Bよりも、甘かったです。
焼き芋Cでも、焦げた匂いはありませんでした。