つくばセンタービル(2)吾妻交流センター(旧吾妻公民館)
交流センター(旧公民館)は、地区のブロックごとに建設されています。一般に、交流センターは、単独の建物になっていることが多いです。
単独の建物の交流センターは、次を既に紹介しています。
2021/01/25
2020/07/23
複合型の交流センターは、次を既に紹介しています。
2021/07/30
2021/07/29
吾妻交流センター(旧吾妻公民館)は複合型です。1983(昭和58)年7月に、つくばセンタービル4階に開館しています。和室1、会議室2、音楽室1などがあり、延べ床面積は505m2です。
つくばセンタービルは、既に、一度紹介しています。
2020/07/21
つくばセンタービルは、建築家・磯崎新の代表作であり、日本のポストモダン建築の代表的な作品とされています。竣工直後に、磯崎新は、廃墟になったつくばセンタービルの絵をかいています。
つくばエクスプレスができた後で、ドーナツ化現象とストロー効果で、つくば駅周辺の商業施設は撤退が続き、つくばセンタービルも、商用施設は、撤退して、その部分は、廃墟のようになっています。このため、再開発計画が出てきています。つくば市長も、つくばセンタービルは文化財であると考えていますが、かといって廃墟のままという訳にもいかないので、再開発計画をまとめて、9月7日に入札しています。
この再開発計画について、現在、紛糾していて、つくば市は、最終的に、磯崎新氏にあって確認したいようですが、コロナウイルスのため、今のところ面接はできていないようです。
吾妻交流センターは、つくば市の再開発計画では、移転の予定です。
つくばセンタービル自体も、周囲のビルと比べると小振りです。人口が増えて、商業施設の規模が大きくなった現在では、商用施設を入れるには、フロアのブロックを大きくする必要があり、吾妻交流センターは移転になったと思われます。
このため、移転前に、9月に、吾妻交流センターの写真を撮りにいってきました。コロナウイルスの影響で、9月は閉館中で、内部の写真はとれませんでした。
写真1は、広場からの吾妻交流センターの入り口です。
写真3を見るとわかりますが、この入り口のデザインは繰り返しパターンのひとつです。
写真2は、4階にある、交流センターの入り口です。
写真4は、広場からの吾妻交流センターの入り口を遠くから見たアングルです。
写真3と写真4がわかりやすいですが、広場からの入り口の円筒形のデザインは、繰り返しパターンですが、3、4階の部分には、繰り返しでないパターンが使われています。
http://www.tsukubapress.com/bunka.html
https://newstsukuba.jp/33861/25/08/
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「建物の輪郭や広場の形状維持を」市民団体が再要望 つくばセンタービル 2021/09/03 NEWS つくば
https://newstsukuba.jp/33990/03/09/
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つくばセンタービルの保存すべき価値示す 市民団体が報告書作成 2021/10/01 NEWS つくば
https://newstsukuba.jp/34459/01/10/
https://newstsukuba.jp/34587/07/10/
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市長、磯崎さんに面会熱望「改修着手前に意向の確認を」 つくばセンタービル 2021/10/08 NEWS つくば
https://newstsukuba.jp/34603/08/10/
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