darktableの解説のまとめ方と情報のチャンクの階層

このところ、darktableの解説の整理の仕方を迷っています。

小説投稿、あるいは、書籍投稿サイトで、画像の枚数制限がなく、一番使いやすいのは、Novel daysです。自分のWEBに、記載したり、はてなブログ、noteなどに記載する場合の問題点は、本という単位に、情報が集約されていないことです。「本ー目次」体系は、広く馴染まれていますので、情報をカプセル化する単位としては、非常に有効です。また、検索に対しても本という単位は、有効です。本という単位がないと、キーワードやハッシュタグであつまる情報が、情報の単位になります。

一方、はてなブログの記事を、Novel daysに移植しようとすると、箇条書き、項目などの見出しのランクなどの構造体がなく、悲惨なことになります。Novel daysの本の構造は、1回ごとのstoryだけです。章は、構造ではなく、storyの間の栞に過ぎません。

さて、現状が、わかった後で対処方針です。

darktableのマニュアルは、markdown記法で書かれています。こうした記法のルーツは、LaTeXで、版組ルールを構造体に移植しています。はてなブログも部分的には、この構造体に対応しています。LaTeXなどの構造体を使ったエディタで、執筆すると、常に、文章が、構造体のどのレベルの記述であるかを頭に置いて、書く習慣がつきます。darktableのマニュアルの執筆者も、頭の中に伝えたい内容があって、その内容をmarkdownで、どのように構造体に落として伝えるかを考えて執筆しています。

一方、Novel daysの読者で、文章の構造体が気になる人はいないでしょう。伝えたい内容があって、それを正確に、伝達する場合には、構造体は必須ですが、構造体を使えば、わかりやすくなるわけではありません。特に、読者が、構造体に慣れていなければそうなります。国語教育で、文章の構造体を学習しているとは思われませんので、多くの人には、構造体を使った文章は、わかりやすくはないのです。

発想を逆転して、伝えたい内容は、後回しにして、伝わる内容だけを書くということにすれば、Novel daysの書式も、利用価値は高いです。つまり、はてなの記事を移植することは諦めて、Novel daysの書式に合わせて、記事を書く方法です。簡単にいえば、1話、1テーマだけを説明することに割り切る方法です。百科事典のような方法です。

一般的に、論理的な記事の長さは1800文字が一まとまりと言われています。一方、小説サイトの一話の長さは1000文字または、2000文字です。1000文字のところが圧倒的に多いです。つまり、現在では、1000文字読み切りが記事の単位で、これに収まる内容を記述する方法が一般的です。日本人の1分間の平均読書速度は400~600文字と言われています。500文字とすれば、2分です。

2021/08/19のニューズウィークが、監督・俳優のマーク・カッセン、医療系起業家で慈善家のジョー・キアニとエバンスが一緒に立ち上げたアプリ&ウェブサイトの「ア・スターティング・ポイント」を紹介しています。このサイトは政治家の動画を投稿していますが、時間が2分以内に限定されています。

この2分が、マジックナンバーのような気がします。

最短時間のプレゼンテーションとして知られているマイクロソフトのエレベータ移動時間のプレゼンテーションは30秒です。これは、256文字とすれば、ほぼ、Twitterに相当します。

つまり、情報のチャンクの階層のサイズは、次のようになっています。

  • 250文字=30秒

  • 1000文字=2分

  • 2000文字=4分

  • 文庫本10から12万文字=200分から240分

  • 新書本=8から12万文字=160分から240分

参考

30分=15000文字

60分=30000文字

1ページ内の文字数は600字(新書)

なお、Novel daysの特徴は、画像の枚数に制限がないことです。

複雑な内容は、文字だけで、1000文字で伝えることは困難です。しかし、1、2枚の画像と文字の組み合わせであれば、かなり複雑な内容も伝えることができます。

また、カメラの入門書をみると、絞り、シャッター速度といった基本的になことも書かれているので、読者を拡げる意味では、基本的な事項の説明も加えた方がよいと思われます。

カメラの新書版の解説本では、見開き2ページで、1つの記事になっていますので、写真がなければ、1200文字になります。実際には、写真が入っていますので、500から800文字と思われます。

当面、この方針で、入門記事を、執筆してみようと思います。

なお、複雑な内容は、従来通り、構造体を使わないと、説明が困難です。そうした記事は、はてなに記載し、Novel daysには、URLを記載する方法を考えています。

なお、Novel daysでは、URLのリンクの埋め込みはできません。

コピー・アンド・ペーストであれば可能です。

 

補足:

1話、読み切りは、万能ではありません。数学の証明のように、連続して、前後を追跡しないと意味がない情報もあります。darktableの構造もこれに近く、マニュアルを読みこなすには、集中力が必要です。しかし、こうした習得法は、トレーニングを受けていない人には、ハードルが高いです。完全を期すより、わかりやすさ、とっつきやすさを優先する方法が、1話読み切りです。この方法には、限界がありますが、入門に限れば、有効な方法です。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/08/post-96936.php

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