みどりの中央公園
表1に、みどりの地区の公園一覧を示します。
みどりの中央は、みどりの地区で、一番新しい公園であると同時に、一番大きな公園でもあります。
「都市公園の種類」によれば、住区基幹公園で一番規模が小さいのが、街区公園で、次が、近隣公園になります。表1で、近隣公園に該当するのは、みどりの中央公園だけです。
住区基幹公園の規格は、金太郎飴です。特に、気になる点は、街区公園と近隣公園が独立して設定されている点です。風景写真をとっていると近隣公園に近い街区公園は人気がありません。その場合には、その街区公園はやめて、その分の面積だけ、他の街区公園を大きくした方が合理的です。
写真1は、みどりの中央公園の案内板です。公園の左端の道路の隣には、つくばエクスプレスが走っています。また、案内版には書かれていませんが、北に隣接して、みどりの学園義務教育学校があります。
写真2は、写真1の案内板の隣から撮影した風景です。
写真3は、写真2から、更に公園の中央に向かって進んだ風景です。ここに見える芝生広場は、比較的平らで、球技も可能ですが、中央から、東の芝生広場は、歩道で細分化されている上に、地形を山にしていますので、球技にはむきません。
写真4は、さらに進んで、東の端が見える位置です。写真3の右端が、写真1の案内板の南東入口に対応します。写真の中央の見える大きな木は、公園の外にあります。
地理院地図の航空写真で確認すると、このあたりは、開発前は、一面の平地林です。つまり、木を切って、芝生にしたことがわかります。おそらく、ここに見えるような木が生えていたと思われます。
研究学園地区の古い公園と比べると、最近、造成された公園は、芝生が多く、木が少ない傾向が見られます。
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https://www.mlit.go.jp/crd/park/shisaku/p_toshi/syurui/
種別 | 内容 | |
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街区公園 | もっぱら街区に居住する者の利用に供することを目的とする公園で誘致距離250mの範囲内で1箇所当たり面積0.25haを標準として配置する。 | |
近隣公園 | 主として近隣に居住する者の利用に供することを目的とする公園で近隣住区当たり1箇所を誘致距離500mの範囲内で1箇所当たり面積2haを標準として配置する。 | |
地区公園 | 主として徒歩圏内に居住する者の利用に供することを目的とする公園で誘致距離1kmの範囲内で1箇所当たり面積4haを標準として配置する。都市計画区域外の一定の町村における特定地区公園(カントリ-パ-ク)は、面積4ha以上を標準とする。 |
注) 近隣住区=幹線街路等に囲まれたおおむね1km四方(面積100ha)の居住単位
表2 住区基幹公園の種類
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