darktable3.6の新機能の中心は、カラーバランスRGBです。
このモジュールはかなり、複雑で、ある程度は、色彩科学がわかっていないと使いこなしは困難です。モジュールの開発者は、 Aurélien PIERREさんで、元はケベックにいたのですが、最近は、カナダにいるのか、フランスにいるのかわかりませんが、ともかく、フランス語のdarktableのサイトを活動の中心にしていて、新しいモジュールの解説は、真っ先に、フランス語でYou tubeに、掲載されます。これは、1本が1時間以上あり、フランス語に堪能でないと、そのまま、理解するのは難物です。英語の自動翻訳で字幕を付けて見ることがおすすめです。日本語もできますが、訳が乱れるので、おすすめできません。
最近、2021/07/15と2021/07/17に、Aurélien PIERREさんが英語の解説を、You tubeにアップしましたので、それを見ることもできますが、話が上手とはいえません。
darktableの英語版のHPでは、次のYou tubeが紹介されています。
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Robert Hutton’s darktable screencast playlist
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Bruce Williams’s darktable screencast playlist
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Rico Richardson’s darktable screencast playlist
このうち、Robert Huttonさんは、データが更新されておらず、新しいバージョンに対応していないので、選択肢から外れます。
Bruce WilliamsさんとRico Richardsonさんは、チャンネル登録者がともに1万人くらいいます。Rico Richardsonさんは、2021/07/26に、Bruce Williamsさんは、2021/07/29に、カラーバランスRGBの解説をYou tubeにアップしています。
どちらが良いかは、好みの問題と思いますが、筆者は、理論的に明確なBruce WilliamsさんのYou tubeを好みます。
2021/07/29のBruce WilliamsさんのYou tubeをみていたら、最後の5分くらいで、darktableではなく、ご自分の経歴の話が始まりました。本業はオーディオエンジニアで、カメラは、副業だったようです。15分44秒くらいのところで、「I've just been retrenched.」といっています。retiredではありません。retrenchには、人件費を節減するという意味がありますから、どうも、本業のオーディオエンジニアをリストラされたということのようです。You tubeでチャンネル登録者が1万人であれば、いくらか収入が入ると思いますが、生活に足りるかは不明です。とりあえずは、darktableのマスタークラスを開いたりして、生計を立ててみるつもりのようです。
Aurélien PIERREさんも生活のほとんどの時間をdarktableの開発にあてているようですが、darktableのようなFreewareの開発者も啓蒙普及者も、お金になるものではないようです。ただし、Bruce Williamsさんはdarktableの啓蒙を行ってきたことを後悔はしていないようです。
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[FR] darktable 3.6 : la poésie de la couleur avec balance couleur RGB
2021/04/21 Aurélien PIERRE https://www.youtube.com/watch?v=qRLH5hMschs
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[EN] basic photo processing for beginners in darktable 3.6
2021/07/15 Aurélien PIERR
https://www.youtube.com/watch?v=5CmsxxxsMDs
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[EN] Secrets of the color balance RGB in darktable 3.6
2021/07/17 Aurélien PIERRE
https://www.youtube.com/watch?v=5CmsxxxsMDs
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darktable ep 098 - Color Balance RGB
2021/07/29 Bruce Williams Photography
https://www.youtube.com/watch?v=aNylRjDRxTw
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Color balance RGB for split toning in darktable 3.6
2021/07/26 Rico Richardson
https://www.youtube.com/watch?v=99WZ0DTxgu0
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