検閲Censorize モジュール~darktable 3.6の新機能(8)

検閲Censorize は、darktable3.6で追加されたモジュールです。

基本的な操作は、retouchモジュールと同じですが、車のナンバーの数字や、人物の顔にぼかしを入れることに特化していますので、その目的であれば、より使いやすくなっています。

改定の要約の説明は以下です。


検閲 censorizeモジュールを使用すると、画像の一部を美的にすばやくぼかせます。 匿名化の目的で、体の部分に関するソーシャルメディアの規制に楽に準拠できます。

このモジュールは、線形RGB空間で物理的にリアルなガウスぼかしとガウスノイズを適用します。そのため、オートン効果(ブルーム)など、さまざまなクリエイティブ効果にも使用できます。

検閲モジュールは、検閲部分の法医学的再構築を妨げないことに注意してください(機械学習とAIを使用)。実際のフォレンシックレベルforensic-level の匿名化では、画像の敏感な部分に無地の色を塗る必要があります。


ここでは、実例を示します。

 

写真1は、検閲Censorize を開いて、描画マスクの楕円で、人物の目の周りにマスクを設定しています。

写真2は、写真1で作ったマスクに、input blue radiusのカーソルをスクロールさせ、ぼかしを入れています。

写真3は、写真1で作ったマスクに、pixellation radiusのカーソルをスクロールさせ、ぼかしを入れています。

写真4は、写真1で作ったマスクに、output blue radiusのカーソルをスクロールさせ、ぼかしを入れています。

写真5は、写真1で作ったマスクに、noise levelのカーソルをスクロールさせていますが、変化はありません。noise levelはほかのぼかしと併用する必要があります。

写真6では、上記の4つスライダーのカーソルをスクロールさせて、ぼかしを入れています。

 

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写真1

 

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写真2

 

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写真3

 

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写真4

 

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写真5

 

 

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写真6

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