野村(土浦市)
野村は、大徳の向いにあります。
母屋には、「土浦まちかど蔵『野村』」の木の板の看板が掲げられています。一方の、大徳には、「土浦まちかど蔵『大徳』」の看板が掲げられています。
観光いばらきでは次のように紹介されています。
観光いばらき
土浦まちかど蔵「大徳」の向かいにある、江戸時代後期から明治時代初期に建造された蔵。江戸時代から続いた商家の野村家の3つの蔵からなり、母屋の1階は休憩所とはた織りや草木染めなどが体験できるスペースになっており、2階には昔の生活用品などを展示した資料館があります。 また、袖蔵は多目的工房として、文庫蔵は作品展示用のギャラリースペースとして、レトロな雰囲気漂うレンガ蔵は喫茶店として活用されています。
土浦まちかど蔵・野村
江戸時代から続く老舗の商家であった「野村さとう店」は、明治時代以降、砂糖や水飴の卸問屋として栄えました。かつての大店の暮らしぶりを見てとることができる「土浦まちかど蔵・野村」は、江戸後期から明治初期に建造された、 3つの蔵からなっています。
◆母屋1階(休憩所、はた織り体験室)中城通りに面した開放的な休憩所と、はた織りや草木染めなどの創作活動が体験できるカルチャー室があります。
◆母屋2階(展示室、和室休憩所)展示室には音の生活用品などの民族資料や、予科練関係の資料を集めました。くつろげる和室の休憩所があります。
◆袖 蔵(そば打ち等体験工房)蔵を改装し、そば打ち等が体験できる工房となっています(要予約)。
◆文庫蔵写真や絵画等の作品展示会場として利用できる蔵です(要予約)。
◆レンガ蔵(喫茶店)レンガ蔵を改装した喫茶店で、レトロな空間を醸し出しています。
これを読んで、「あれっ」と思った人もいるでしょう。文庫蔵は、「退筆塚の碑」の後にある蔵で、前回、紹介済みです。つまり、文庫蔵も、野村の一部なのです。
文庫蔵の後に明治25年に作られたレンガ蔵があり、喫茶店「蔵」になっています。
ここの蔵は、前回取り違えていたので、記事を訂正しました。
写真1が、野村の写真です。「まちかど蔵 土浦市」によれば、野村の蔵は、3つなので、母屋は、蔵(土蔵造り)では、ないと思われます。野村も袖蔵があるので、大徳によく似ています。
写真2は、袖蔵側から見た野村です。右の奥に、文庫蔵が見えます。つまり、右の奥に、「沼尻墨僊の塾の跡」と「退筆塚の碑」があります。このあたりの敷地は入れ込んでいます。
なお、砂糖は、世界史の大テーマです。
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土浦まちかど蔵「野村」 観光いばらき
https://www.ibarakiguide.jp/db-kanko/post-137340.html
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まちかど蔵 土浦市
https://www.city.tsuchiura.lg.jp/data/doc/1274688449_doc_26.pdf
https://www.city.tsuchiura.lg.jp/data/doc/1488350280_doc_159_1.pdf
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砂糖の歴史 wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A0%82%E7%B3%96%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2
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