6月第1週の東京都の感染者数のまとめ
6月の第1週も終わるので、今週の6月5日までの感染者データをまとめておきます。
Google Transitデータも更新しました。
Googleの予測データも、6月2日版に更新して、これも7日移動平均をEstimatedでプロットしてあります。
東京都の検査データは6月3日に更新されています。
2021年6月3日 の(7日間移動平均値をもとに算出した)検査の陽性率は、4.9%(5.3,5.8, 6.8, 8.6, 6.9, 5.9, 5.2, 4.8, 4.2, 3.7, 3.7, 3.5, 3.3) %で、検査人数は7058.6人(7810.1, 7877.4, 9419.4, 6331.4, 7903.6, 8450.0, 7633.4, 7086.7, 6588.0, 6688.9, 6035.3, 6760.7, 6417.9) 人です。()は、5月27日、5月21日、5月13日 、5月6日、4月29日、4月22日、4月15日、4月8日、4月1日、3月23日、3月19日、3月16日と3月9日の速報値です。検査データが、更新されると、データは日付をさかのぼって修正されますが、以上の値は速報値の暫定値です。
検査数が減って、陽性率も下がっています。
図1が、6月2日版のGoogleの予測値と、東京都の感染者数、経路不明感染者数です。
行動制限率は、7日移動平均では、-34%で横ばいです。今週は、感染者数は減少し続けています。
図1の5月2日のGoogle予測は、感染者数は100人まで下がるというものです。
図2は、先週の5月26日のGoogle予測は、1週間の感染者数のデータを入れたものです。ここ1週間は、予測がよく合っています。
図3に、11月1日からの東京都の経路不明率と陽性率を示します。経路不明率は60%くらいの高止まりだったのが、少し下がって、また60%に戻しています。一方、陽性率は、減少傾向にあります。
図4に、感染者数の1週間前の同じ曜日との差を示しています。東京都が前週との比を使うようになったので、前週との減少比率(1week_ratio)もプロットしてあります。感染者数は増加です。この行動制限率は移動平均ではなく、生の値で、日付は12日ずらしています。今のところ、まだ、減少が続いています。
図5は、検査数です。検査数は減少傾向にあります。
行動制限は、緊急事態宣言の前よりは、5ポイント程度低くなっています。
感染者数が減りつづけていますが、その原因は、5ポイントでは説明できないように思われます。
図3をみれは、わかりますが、経路不明率と陽性率は連動しています。しかし、ここ1か月は、この2つが連動していません。つまり、どちらかのデータが怪しい可能性があります。
2.は、「武漢研究所の研究がコロナウイルスの発生源」でなければ、不要な活動と思われます。これから、コロナウイルスは人工ウイルスである可能性が高いと思われます。
ジョー・バイデン米大統領は5月26日に発表した声明の中で、米情報機関に対して、新型コロナウイルスの起源についての「情報の収集および分析」を行い、90日以内に報告するよう求めています。
今のところ、日本のマスコミは、この件について、報道していないようですが、米国が、北京オリンピックに参加する可能性は、きわめて低くなったと思います。
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「研究所流出説」を甦らせた素人ネット調査団、新型コロナの始祖ウイルスを「発見」! ニューズウィーク 6月4日
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/06/post-96453.php
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/06/2-361.php
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COVID-19 感染予測 (日本版)6月2日版
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NHK特設サイト
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/
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都内の最新感染動向
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/
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Google Mobile Report
https://www.google.com/covid19/mobility/ Accessed: <2021.6.5>2021-6-3version.