前回は4月20日と4月15日と4月1日に大阪府のデータをチェックしています。
大阪府の感染者数が増えているので、2週間ずらしたGoogle Transitデータとの対応を見ておきます。なお、感染者数、Google Transit共に、7日移動平均をかけています。
図1は、東京都のグラフと同じように、Google Transitデータを14日先行させたグラフです。つまり、14日先までの、感染者数を変更することは難しいだろうという考えです。
図1からわかりますように、Google Transitデータでは、「まん延防止等重点措置」と「緊急事態宣言」の効果は全くみられません。
感染者数は、ここのところ高止まりで推移しています。Googleの今後の予測も似たような傾向で、爆発的に増えも、減りもしないというものです。
最近の大阪府の陽性率は8%(9%)、経路不明率(リンク不明率)は65 %(70%)です。
()内は、4月20日の値なので、下がっています。
これから見ると、Googleの予測と同じで、感染者数は、爆発的には増えませんが、急激に下がることは期待できないように思われます。
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NHK特設サイト
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/
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COVID-19 感染予測 (日本版)4月23日版
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Google Mobile Report
https://www.google.com/covid19/mobility/ Accessed: <2021.4.29>2021-4-27version.
上記は、2021年のデータのみです。2020年はより古いデータを使っています。
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大阪府の最新感染動向
http://www.iph.pref.osaka.jp/infection/disease/corona.html