ライトテーブルの骸骨マーク表示が出なくなりました

darktableのライトテーブルでは、処理ができない画像には、骸骨マークが表示されます。

写真1は、RAWファイルをirfanviewで表示しています。右下にある光のクロスは、本来のRAWファイルでは、あり得ない表現になります。このRAWファイルは、darktableでは骸骨マークが出て処理できませんので、コンバータで、標準RAWファイルに変換したファイルを読み込む必要があります。とはいえ、骸骨マークがでると、読みこめなかった画像に何が写っていたかが、わかりませんので不便です。

今週、デスクトップPCを入れ替えたので、新しいPCにダークテーブルをインストールし直しました。そこで、ライトテーブルで画像を表示してみると、今までは、骸骨マークの出ていた写真1のファイルが、写真2のように、サムネイル表示されます。古いPCで使っていたdarktableとバージョンは変わりません。ソフトのバージョンが同じで、表示が異なりますから、これは、XMPファイルの問題と思われます。つまり、骸骨マークの出る画像の一部については、XMPファイルを削除して作りなおせば、写真2のように、骸骨マークが表示されなくなると思われます。

ただし、この違いは、ライトルームのサムネイル表示だけの問題です。ダークルームで、画像を開こうとすると、写真3のように、エラーが出て編集できない点は同じです。

筆者は、darktableを使い始めたころ、骸骨マークが出るRAW画像は、つぶれていると思って、削除していた時期があります。骸骨マークの表示がでなくなったからといって編集できる訳ではありませんが、少なくとも、こうした勘違いを避けられるだけでも朗報と思います。

 

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写真1 

 

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写真2 

 

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写真3