日米首脳会議で、台湾問題が、取り上げられそうです。
対中政策では、「香港ー台湾ー日本」は、ある意味では、同じ線上に並んでいるので、取り上げられて当然の課題ともいえます。
ただし、現実問題として、日本は、どの程度まで、戦争に耐えられるのでしょうか。
北朝鮮が、時々、制御が怪しいミサイルを打ちあげていますが、今まで一度も撃ち落とせていません。
ニューズウィークは、アゼルバイジャンが市販のトルコ製ドローンや自爆攻撃を仕掛ける「カミカゼ・ドローン」を使って、アルメニアに勝利したと伝えています。地上部隊との攻撃であれば、ドローンが大きな戦果をあげられるようです。
ただし、ミサイル攻撃に対して、ドローンは有効とは思われません。
一説によれば、中国が日本に向けているミサイルの数は300本ともいわれています。全部、撃ち落とすことは不可能と思われます。
防衛省は、こういった机上シミュレーションをしていると思われます。
米国の場合には、冷戦時代に、核戦争を想定していたことが知られています。
このため、意外なところに、核シェルターが有ったりします。
こうしたミサイル攻撃被害の情報が全く流れてこないのは、不気味でもあります。
2021年4月7日(水)ニューズウィーク
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/04/post-96003.php