カラーバランスのfactorの利用法で、混乱したので、整理メモを残しておきます。
前回の例では、カラーバランスのfactorの設定は次のようになっていました。
shadows マイナス
mid tone プラス
この編集は、サクラを際立たせるために行っています。
つまり、ここでは、サクラの花弁は、mid toneにあることになります。
写真1の場合には、サクラの花弁は、やはり、mid toneにあります。ひだり後ろの空が、highlightsになります。
写真2の場合には、次のようにfactorを調整しています。
左が調整前、右が調整後の画像です。
shadows マイナス
mid tone プラス
highlights ゼロ
この場合には、サクラの花弁は、mid toneとhighlightsにわたっています。
ただし、highlightsは色が白くなるので、ここでは、ゼロで止めています。
つまり、カラーバランスで、shadows 、mid tone、highlightsのどこのfactorを上げるかは、サクラの画像でもケースバイケースです。
強調するところを探して、まず、そこのfactorを上げて、次に、残りの2つのfactorを下げる方法が一般的と思われます。
このように、factorのみを変える、この方法は、効果はありますが、トーンイコライザーとの使い分けが難しい所です。