darktableでサクラを編集する

darktableでサクラの花を編集する場合に使えそうなモジュールを取り上げておきます。

なお、以下の写真は、全て、左が効果なし、右が効果ありです。

写真1は、コントラスト・イコライザーです。この中にbloomプリセットがあるので、使えます。良い出来だと思います。

写真2は、bloomです。表示参照ワークフローでは、非推奨で、画像劣化が大きく、使うべきではありません。

写真3は、softenです。使えますが、あまり、強くかけることはないと思います。

写真4は、velviaです。表示参照ワークフローでは、非推奨で、画像劣化が大きく、使うべきではありません。

写真5は、vibranceです。注意して使用するモジュールです。問題が無いように見えます。

version3.4のマニュアルには次のように書かれています。


[バイブランス(活気)vibrance]

色を暗くする傾向があります。彩度パラメトリックマスクで[カラーゾーンcolor zones]を使用して、より詳細に制御することを検討してください。


この「彩度パラメトリックマスクで[カラーゾーンcolor zones]を使用」がよくわからなかったので調べたところ、version3.5のマニュアルでは次のように書かれています。


このモジュールはdarktable3.6で非推奨になり、新しい編集には使用されないことに注意してください。 代わりに、vibrance rgbモジュールを使用してください。


version3.5のマニュアルです。バージョンアップを見過ごしたのかと思って、チェックしましたが、ソフトの最新版はversion3.4.1でした。マニュアルが先に、version3.5になっています。vibrance rgbモジュールが出るようなので、深追いするのはやめました。

写真6は、local contrastの使用例です。highlightsを上げて、shadowsを下げる方法を使っています。

 

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写真1 コントラスト・イコライザー(bloom)

 

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写真2 bloom(非推奨)

 

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写真3 soften

 

 

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写真4 velvia(非推奨)

 

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写真5 vibrance(注意して使用)

 

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写真6 local contrast