夜明けのサクラ(その2)

 

長時間露光について、追加で、気が付いたことがあるので、忘れないようにメモしておきます。

以下の写真は、夜明けの光量の少ない時間帯に、長時間露光で、撮影したものです。昼間で、あれば、NDフィルターを使えば、同じような効果が得られると考えられます。ただし、確かめてはいないので、まったく同じになるかは、不明です。

写真1は、前回の「 夜明けのサクラ 2021/04/01]で指摘した事例です。長時間露光を使うと、水に浮いている花弁の移動が表現されます。

写真2,写真3,写真4が、今回、気づいた効果です。福岡堰で、昼間に、NDフィルターを使っているようなカメラマンはみかけませんでした。しかし、昼間に、NDフィルターを使うと、これらの写真と同様の効果が得られると思います。これらの写真を見て、気が付く点がありますでしょうか。

水面は、静止しています。しかし、水面に映っているサクラはボケています。これは、肉眼ではあり得ない風景です。水面に水面に映っているサクラがボケるのは水面が変動している場合です。水面が、静止していれば、面に映っているサクラはボケません。ですから、見ていると、奇妙な感じを受けます。

この効果をどのように使うべきかは、次のステップの課題ですが、印象的な効果ではあると思います。

よく見ると、写真1の水面に映ったサクラにも同様の効果が、少し確認できます。しかし、写真2,写真3,写真4と比べると、その効果は小さいです。

 

  • 夜明けのサクラ(その1) 2021/04/01

https://computer-philosopher.hatenablog.com/entry/2021/04/01/000000_2

 

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写真1 夜明けのサクラ

 

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写真2 夜明けのサクラ

 

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写真3 夜明けのサクラ

 

 

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写真4 夜明けのサクラ