夜明けのサクラ(その1)

夜明けに撮影すると靄に包まれたサクラが撮影できるという話があったので、とりあえず、ゴールデンタイムの撮影を試みました。

もやはありませんでしたが、今回、わかったことを、忘れないように、メモしておきます。

日の出は、5時30分ですが、この場合のゴールデンタイムは4時45分から5時くらいで、30分前になると空の色は変わらなくなります。その15分の間に、空の色が変わり続けるので、撮影スポットは動かせません。変えられるのはアングルだけです。足元はよく見えないので、可能であれば、明るいときに、撮影スポットを選んでおいた方が無難です。

撮影対象は、滝ではないので、長時間露光になっても、変化がないと思っていました。しかし、撮影結果を見ると、水に落ちたサクラの花弁が移動しています。この部分には、長時間露光の効果があります。つまり、昼間にNDフィルターをつけた撮影も効果があります。

最大の問題は現像編集です。写真1は、シャッター速度優先で、ISO200で撮影しています、マニュアルで、露光時間をさらに大きくとった方がよかったかもしれません。画像は、写真1のように、青くなってしまいます。

写真1の色合いが良くないと考えれば、カラーバランスの基準がないので、自由に画像をつくるしかありません。写真2は、カラーバランスを自由に作った例です。もう少し、工夫ができそうです。夜は暗いので、画像は青くてよいという考えを捨てると、自由度があがって、色編集は難しくなります。

 

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写真1 夜明けのサクラ

 

 

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写真2 夜明けのサクラ