今回も、旅行写真です。青森県の三沢空港を飛び立つ飛行機の右側の窓の席を確保して、離陸して、機体が急上昇する間に、うまくすれば、姉沼と小川原湖を撮影することができます。焦点はマニュアルで、無限遠にして、連射モードを使った方がよいかもしれません。
小川原湖(おがわらこ)は、かつては小川原沼(小河原沼、こがわらぬま)という名称でしたが、1958年(昭和33年)1月1日に小川原湖(おがわらこ)に改称されています。隣接する小川原駅は開業時の名称のまま「こがわらえき」です。
写真1が、 姉沼と小川原湖です。手前に見える水面が半分白くなっている沼が姉沼で、奥に見える大きな湖が、小川原湖です。姉沼の右に大きな建物が見えますが、米軍の三沢基地です。姉沼の左に、円形の土地が見えますが、姉沼通信所(三沢市大浦)跡です、
姉沼通信所は、沖縄県の楚辺通信所と共に、象の檻(ぞうのおり)(Elephant Cage) と呼ばれる短波受信用の大きなアンテナが設置されていました。姉沼通信所は2014年10月に、楚辺通信所は2007年6月に、受信アンテナが撤去されています。姉沼通信所を最後に、国内には、象の檻はなくなりました。象の檻の撤去の理由の詳細は不明ですが、一説には、インターネットや衛星通信が多用されるようになって、短波受信の重要性が低くなったためともいわれています。ちなみに、三沢基地には、インターネットの傍受組織があったことも知られています。
写真1のように、姉沼周辺には、米軍基地があるためドローンでの写真撮影はできません。その意味では、旅客機からの写真には撮影しがいがありますが、レンズの歪みだけでなく、地球が丸いことも画像に反映されて、地平線は水平にはなりません。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A7%89%E6%B2%BC
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%B7%9D%E5%8E%9F%E6%B9%96
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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B1%A1%E3%81%AE%E6%AA%BB
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楚辺通信所 wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A5%9A%E8%BE%BA%E9%80%9A%E4%BF%A1%E6%89%80