極上の焼き芋の焼き方(73)

焼き芋羊羹と焼き芋の話(5)

ポストプロセッシング

「焼き芋羊羹と焼き芋の話」シリーズは、前回で完了するつもりだったのですが、前回、「乾燥をさらに進めるには、サツマイモを切ってから、乾燥させる方法も、電子レンジを使う方法もあり得ます。」と書いたので、放置するのもよくないと思い試して見ました。電子レンジの加熱は、食材の分量で、加熱時間を変える必要がありますので、今回の結果の加熱時間は参考にしかなりませんが、電子レンジで加熱すると、何が起こるかは、理解できます。

ポストプロセッシングは次の2種類を試してみました。

 

  • 処理1

600W で2分加熱する。焼き芋は3切れ。

  • 処理2

処理1で加熱した、焼き芋のうちの1切れを、150Wで6分加熱する。

処置結果

処理1は、水分が飛んで、甘くなったと思います。

処理2は、焼き芋が温かい間は、芋きんとんのような感じだったのですが、冷えたら固まって、飴のように固くなってしまいました。電子レジでは、加熱しすぎに注意が必要です。

以上とは、別に、150W5分で、焼き芋1切れを加熱してみました。これは、ゆっくり加熱して、干し芋状態になることを期待したのですが、結果は、若干、乾燥しすぎでした。時間はかかりますが、干し芋をつくるのであれば、電子レンジではなく、オーブンを使ったほうがよさそうです。

 

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写真1 ポストプロセッシングした焼き芋(左から順に、処理2,処理1、処理なし)

 

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