筑波学園教会~つくば市とその周辺の風景写真案内(312)

筑波学園教会

筑波学園教会は、つくば研究学園都市の建設と同時期に建設された教会です。HPをみると建設当時の写真を見ることができます。都市部の教会は、普通のビルに、十字架を取り付けたデザインが多いのですが、この建物は、教会専用に設計されています。十字架も2か所ついています。

筑波学園教会のHPを見ると、この教会には、本格的なパイプオルガンが設置されています。


筑波学園教会のパイプオルガンは、17世紀から18世紀にかけて、北ドイツの主にオストフリースランド(Ostfriesland)地方に、100台を超える銘器を残したオルガン作りの名匠アルプ・シュニットガー (Arp Schnitger)の様式を、忠実に踏襲しています。


つくば市内のパイプオルガンは、バッハの森記念奏楽堂(ユルゲン・アーレント建造)が最大規模で、それに次ぐ、パイプオルガンと思われます。

検索したところ、つくば「ホテルグランド東雲」のウエディングチャペルにも、パイプオルガンがあるようですが、写真を見る限り、問題外のサイズと思われました。

写真1は、筑波学園教会の正面入り口です。入口は、非常に明るい感じで、威厳があるというより、親しみやすいデザインです。三角屋根に、十字架が映えています。残念な点は、左側に建物が隣接している点です。この建物は、基本的には、シンメトリックなのですが、斜めの電柱がかかっている左側の別棟が、手前と奥と合わせて2棟あります。さらにその奥に、並びで言えば、3棟目の建物があり、これが、別棟ではなく、教会本体の建物一部になっています。つまり、写真1の左側の奥に出っ張りがあって、シンメトリックではなくなっています。

写真2は、写真1の教会の右側を見たものです。非常に、三角屋根が地上近くまで伸びた綺麗なデザインになっています。

  • 筑波学園教会

https://www.tsukubagakuenchurch.jp/

 

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写真1 筑波学園教会

 

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写真2 筑波学園教会