丸山海苔店
丸山海苔店は、開催されるか不明ですが、東京オリンピックの新国立競技場の設計を担当した隈研吾建築都市設計事務所の設計です。隈研吾は、現在の日本の建築家の中では、もっとも名前の売れている一人です。
茨城県内には、隈研吾の設計した建築は、この丸山海苔店の他に、県南総合防災センターとヒロサワ美術館があります。ヒロサワ美術館は次回に取り扱います。
丸山海苔店は、みどり野駅の近くにあります。海のないつくば市に、丸山海苔店(メインは工場)があるのも不思議なのですが、この海苔店は、その業界では、有名らしいです。
創業安政元年、一五〇年余の歴史を持つ築地・丸山海苔店様。全国約三千店の一流寿司店から指名されるプロご用達の老舗です。レストランガイド誌「ミシュランガイド東京」で星付の寿司店二十二店のうち、十三店が丸山海苔店様の海苔を使用しているというのですから、その品質・品揃え・信頼感がとびきりであることは容易に想像できます。二〇〇三年には築地に「寿月堂」という日本茶喫茶・茶葉の店を出店、二〇〇八年にはパリ店をオープンされました。
近くのスーパーで海苔を購入している人間には、何とも、縁遠い世界のように思われますが、喫茶店も併設されているようです。
写真2と3が別のアングルです。
この海苔みたいに建物に巻き付いている木の枠がデザイン上の工夫のようです。敷地の制約があったとは思いますが、写真2と写真3のように、外からは、笹にさえぎられて建物が良く見えません。カメラマン泣かせの構造です。建物の中には入っていませんが、中と外の景観に意図的に、差をつけているデザインと思われました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9A%88%E7%A0%94%E5%90%BE
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茶事記63号 クローズアップ・ピープル 経営者登場36 2002/12/29
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県南総合防災センター
http://www.jyouso-koiki.or.jp/bosai/gaiyo.html