懐古園(長野県小諸市)
今回は、以前に撮影した小諸市の小諸城址の写真を紹介します。小諸城址は、過去に、鉄道の開通によって、懐古園と大手門の2つに分断されています。今回は、メインの懐古園の紹介です。小諸城址のように、鉄道の開通によって分断された古い建造物群はかなりあります。たとえば、水戸の偕楽園もそうです。今から思うと、バブルのお金が十分にあったころにこれらを修復しておけばよかったと思いますが、その当時は、リゾート法ができて、お金儲けをしたい人が群がって、古い文化財はそっちのけで、リゾート開発をしました。その結果がどうなったかは、皆様、ご存じのとおりです。文化景観より、お金儲けを優先した結果、こうした残念な景観が残されていますが、今後、鉄道を移設するなどして、これらを修復する財政的な余裕はないと思われます。
写真1は、懐古園から見る千曲川です。懐古園から千曲川が見える場所は、ごく一部に限られています。
写真2は、写真1の撮影地点の近くにある千曲川旅情の歌石碑です。
写真3は、富士見展望台あるいは富士見台と呼ばれる展望台から見た富士山方面の景色です。この場所はもとは、遠見番所があったそうで、見張りが立っていたようです。
富士山の場所は、写真4に矢印で入れてあります。よほど晴れていなければみえないようです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E8%AB%B8%E5%9F%8E
https://rakutranavi.com/leisure/pdf/kaikoen.pdf
https://repository.nabunken.go.jp/dspace/bitstream/11177/6598/1/BB25180515_193_198.pdf
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E5%A4%9A%E9%9D%99%E5%85%AD