super contrast darktable presetの利用(1)

darktableの3.4はクリスマスにリリースされますが、これは、クリスマイブではないので、12月24日ではなく、12月25日のようで、1日勘違いをしていました。もっとも、ソースコードは12月20日くらいに、公開されていて、Linux版は、配布が進んでいるようです。

フランスのdarktableのサイトを見ていたら、super contrast darktable presetという、スタイルファイルが紹介されていました。ダウンロード先は、You tubeにリンクがあります。

darktableの場合に、Lightroomと比べて、圧倒的に、劣っているのが、スタイルファイルです。しかも、シーン参照ワークフローを使うと、古いスタイルファイルは、使うべきでないものがほとんどです。 t3mujinpackがもっとも広範なスタイルファイル集ですが、ベースカーブやトーンカーブを使ったスタイルが多いのです。

Lightroomは、表示参照ワークフロー(ベースカーブ)の使用ですから、古いスタイルファイルを使うべきという考えもありますが、せっかく、フィルミックRGBにしたので、それは避けたいのです。

とりあえず、新しいスタイルファイルが出たというので、ダウンロードしてきました。

このスタイルファイルは次の4種類からなります。

  1. super contrast 2

  2. super contrast for skins

  3. super contrast with saturation

  4. super contrast without vignetting

今回は、この中で2のsuper contrast for skinsをテストしてみました。

以下の写真で、左が、元の画像、右が、super contrast for skinsを使った画像です。

写真1から5の女性の中で、使えるのは、写真3だけだと思います。他の写真は、ニキビや肌荒れが目立つようになって、お薦めできません。

一方、写真6の男性の写真の場合には、肌荒れは目立ちますが、精悍なイメージもあり、必ずしも悪くはありません。

女性のポートレートの場合には、ひたすら、柔らかく、肌荒れが目立たないように撮影するのが基本ですから、特別な場合と割り切った方がよいかもしれません。

残りの3つのスタイルについては、別途検討してみます。

 

  • super contrast darktable preset

https://www.youtube.com/watch?v=xeLA8RMYj3U&feature=youtu.be

使用した写真は、「FREE RAW PHOTOS FOR EDITING」というサイトからダウンロードしたもので、特に、ライセンスの制限はないようです。

  • FREE RAW PHOTOS FOR EDITING

https://www.signatureedits.com/free-raw-photos/

 

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写真1

 

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写真2

 

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写真3

 

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写真4

 

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写真5

 

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写真6