前回にはカメラのHDRモードの話をしたので、今回は、実際にカメラのHDRモードの写真とdarktableのHDR風編集写真を比較しています。なお、トーンカーブの調整は、難しいので、今回は使っていません。
カメラは、EOS Kiss Mで標準ズームを使っています。
写真1がトーンイコライザーによるHDR風写真です。FE-Mレンズは逆光にあまり強くなく、緑色のフレアが出ます。
写真2が、シャドウとハイライトを使ったHDRP風写真です。画像劣化が大きいのですが、簡単に、HDR風の画像を作る点では、シャドウとハイライトモジュールが最強でしょう。
写真3は、カメラのHDRモードで作った画像です。この場合は、3枚連射して合成して作った画像です。データはJpegのみで元のRAWファイルは保存されません。太陽がボケないで、しっかり写っている点ではさすがですが、ちょっと見たところでは、HDR風画像とは気づきにくいと思います。