極上の焼き芋の焼き方(56)

200度60分で加熱

ポテトかいつかのテスト用の紅天使(紅はるかのブランド)が残り少なくなったので、補給しようと、いつものスーパーに仕入れにいったところ、紅天使は売っていませんでした。そこで、代わりにJA行方の紅優甘(これも紅はるかのブランド)を仕入れてきました。以前のテストでは、紅天使の方が、紅優甘より甘かったのですが、 紅優甘は、キュアリング処理と定温貯蔵処理(13度)をしていますので、品質のばらつきは小さいと思ったからです。

紅優甘は小箱で仕入れたのですが、小箱には、焼き芋の作り方が、200度60分とのっています。ポタトかいつかのレシピはオーブントースターとあるだけで、温度は明示されていませんが、こちらは温度が明示されています。加熱時間は、JA行方が60分、ポテトかいつかが50から60分ですから、ほぼ同じです。

紅優甘は小箱で購入した場合には、箱に、生産者の名前が書かれています。地元野菜コーナーのように、生産者名を見て、選ぶことはできませんが、参考にはなります。以前購入した紅優甘のサツマイモが2本だけ残っていました。今回、購入した小箱の生産者は別の人です。そこで、生産者によるばらつきがあるかをついでにテストしてみることにします。すなわち、以前購入した小箱のサツマイモを1本、今回購入したサツマイモを1本選んで、同じ条件で加熱して、違いがあるかテストすることにしました。サツマイモは洗って、良く拭いて、そのまま加熱しました。サイズが、ほぼ、同じだったので、温度は2本ともおなじと考えて1本で代表します。

0分(14度/)、30分(139度/90度)、60分(144度/97度)

今回は30分で芋が柔らかくなったので、内側の温度を30分でも測っています。

オーブンの温度を前回の170度から200度に上げたので、さすがに、サツマイモの温度も上がっています。

写真1が焼き芋の様子です。

写真2が焼き芋の断面です。

もう少し、蜜がのってほしいところですが、写真1の断面には、透明感があります。前回のアルミホイル袋よりはましです。指定レシピで、合格の焼き芋ができました。ただし、Sサイズの芋を60分加熱すると、耳の部が少し硬くなります。

なお、生産者による違いはわかりませんでしたので、品質管理は行き届いていると思われます。

今回も、90度以上の温度で、耳の部分が硬くなりますが、サツマイモは甘くなりました。

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写真1 焼き芋の様子

 

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写真2 焼き芋の断面