カラーゾーンで紅葉の編集

ここのところ、紅葉の写真をのせていますので、darktableでも紅葉の編集をしてみます。このテーマは、昨年も一部試みた気がしますが、シーン参照ワークフローではなかったので、今回は、できるだけ、シーン参照ワークフローで試してみます。シーン参照ワークフローで、色を置き換える場合には。第1には、カラーバランスモジュールを、第2にはカラーゾーンモジュールを使うべきと思われます。

今回は、カラーゾーンのモジュールを使ってみます。

写真1がイチョウの並木のサンプル画像です。今回のお題は、黄色くなっていないイチョウの葉を周辺に合わせて黄色くすることです。中央分離帯に常緑樹があり、緑色をしています。この部分の緑色はいじらないことにします。そうしますと、マスクを併用する必要があります。今回は描画マスクを使ってみます。

写真2は、カラーゾーンモジュールで描画マスクをつくっているところです。

写真3は、出来上がった描画マスクを確認しています。

写真4は、ヒューを調整して、緑色のイチョウの葉を黄色に変えています。

このとき、右側にあるビルの屋上付近の黄緑色のバンドも黄色に入れ替わってしまいました。

写真1で確認すると、この黄緑色はかなり鮮やかで、全体の色のバランスを壊しています。なので、この、黄緑が黄色に変わった色変換は、そのまま残して使うことにします。

写真5では、サチュレーションとライトネスを調整して仕上げています。

 

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写真1 サンプル画像(土浦学園線)

 

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写真2 マスクの作成

 

 

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写真3 マスクの確認

 

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写真4 ヒューの調整

 

 

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写真5 サチュレーションとライトネスの調整