極上の焼き芋の焼き方(35)

文献調査(2)

今回は、焼き芋ビジネスの焼き方を見て見ます。

JAなめかたの「焼き芋の話」の中に、図1の「焼き芋マニュアル」がのっています。

機材は、群商のエレクトリックオーブンEL-6です。

電気焼き芋オーブンは群商の他に、押切電機でも扱っています。群商がモデルの種類が一番多いようです。ポテトかいつかの「ほくほくやま」も群商の焼き芋オーブンと思われます。

これからわかることは以下です。

  • 焼き芋オーブンの推奨は、サイズと芋の種類で加熱時間を分けている。

  • JAなめかたは、サイズ、芋の種類、オーブンの段の位置、季節によって、加熱時間を分けている。

  • オーブンのマニュアルの最長時間は70分、JA行方方式の最長加熱時間は、90分である。

これが意味することは、「電気オーブンをつかって、石焼き芋に近い食感を出している。」「最長時間が伸びるとコストと手間が増えるので、最長は90分になっている。」ということと考えます。

逆に、いえば、これらの制約に縛られずに、美味しい焼き芋が作れれば、市販の焼き芋より美味しくできる可能性があることになります。

 

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図1 焼き芋マニュアル

 

  • 焼き芋の話 JAなめかた

https://ja-ns.or.jp/pdf/yakiimo.pdf

  • 群商 焼き芋オーブン

https://www.gunsho-snd.co.jp/products/

  • 押切電機 カタログ

http://www.oshikiri.net/sougou.pdf