極上の焼き芋の焼き方(31)

紅はるかが手に入らない

今回は、タジン鍋を使って焼き芋を作る計画でした。スーパーのいつも地元野菜のコーナーで、毎回使っているAさんのサツマイモを入手しました。

写真1はタジン鍋にサツマイモをのせて、更に、アルミ箔でおった状態です。タジン鍋の蓋はオーブンでは使えないと書いてありましたので、アルミ箔を蓋代わりにしています。

写真2は、アルミ箔を外して、焼きあがったサツマイモの確認しています。

加熱時間は170度90分です。蜜はでていません。

写真3は、出来上がった焼き芋の断面です。断面の中央が白くなっています。この場合に、サツマイモはねっちりにはならずに、ホクホクになってしまいます。目標は、ねっちり系ですから、失敗です。

失敗の原因は何だろうと思って、サツマイモの袋をみたら、今回のサツマイモは、紅はるかではなく、紅あずまであったことがわかりました。

Aさんは、少なくとも近くの同じ系列のスーパー2店舗に、サツマイモを出荷しています。そこで、紅はるかとおもって、間違って紅あずまを購入した店舗ではなく、もう1店舗で、Aさんの紅はるかが入手できないか、探しに行きました。しかし、そこには、Aさんのサツマイモは既に、ありませんでした。

つまり、現時点では、リファレンスにしていたAさんの紅はるかが入手できなくなってしまいました。サツマイモは普通は秋に収穫して、その後順次出荷します。掘り上げたサツマイモは生きていますが、時間と共に劣化します。紅はるかの場合には、通常は年内が限界で、翌年まで、劣化が進まないのがシルクスイートです。ですから、紅はるかが入手できなくなった時点では、シルクスートに切り替えざるを得なくなるとは予測していましたが、こんなに早く入手困難になるとは想定していませんでした。

もう少し、Aさんの紅はるかを探すか、別の紅はるかを使うか、シルクスイートに切り返えるかしないと、実験がつづけられなくなりました。

 

 

 

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写真1 タジン鍋+アルミ箔

 

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写真2 焼きあがったサツマイモ

 

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写真3 焼き芋の断面