かげぼうし公園~つくば市とその周辺の風景写真案内(225)

かげぼうし公園

桜地区にある、みずたまり公園、陽の見公園、かげぼうし公園、かくれんぼ公園の4つの兄弟公園のひとつです。このシリーズでは、かげぼうし公園が最後になります。

写真1が標識のある入り口です。

写真2と3は公園内から、入り口のゲートを見た風景です。かくれんぼ公園と同じようにコンクリートの桝が多用されて、スペースをつぶしています。しかも、桝の高さはこちらの方が高いです。

写真3は写真2の柱の上のオブジェの部分を拡大したものです。コイルバネや壊れた機械部品のようなオブジェです。現代美術にはありがちなデザインですが、これを美しいと思う人は少ないと思います。拡大したので、写真の手振れがばれてしまっています。

公園の施設で小学生以下の一番人気は、普通は砂場です。砂場の何がよいかというと、イマジネーションにまかせて、砂は何にでもなるので、何度来ても飽きるということがありません。砂場に比べて、滑り台やブランコの人気がないのは、単一の使い方しかできないので飽きてしまうからです。

小学校の高学年くらいの一番に人気は芝生広場です。これも、持ち込むボールや遊戯で、多様に使えるからです。公園のデザインをする人に、本当にイマジネーションがあれば、どうすれば、多様な使い方ができるかを考えているはずと思います。

かげぼうし公園は、設計者のイマジネーションの貧困を反映していると思います。

 

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写真1  かげぼうし公園

 

 

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写真2  かげぼうし公園

 

 

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写真3  かげぼうし公園