スタイルの保存とカラーコレクション
今回は、スタイルの保存とカラーコレクションモジュールの説明をします。パステル調のピンクの世界を演出する方法は、多数あります。カラーコレクションモジュールは、表示参照ワークフローに属するので、シーン参照ワークフローでは基本的にはお勧めではありません。しかし、淡いピンク色の着色をする場合には、圧倒的に便利なモジュールなので、今回は取り上げています。
スタイルとして保存して繰り返し使う場合の問題点は、マスクの設定です。ここでは、スタイルの保存の仕方を説明しますが、マスクの設定の是非は難しい問題だと思います。今回のでよいとは言えません。
写真1がダークルームでサンプル画像を、カラーコレクションモジュールで開いたところです。ピッカーをつかって、正面中央の建物の色を採っています。それに合わせて、インプットにパラメトリックマスクを設定しています。
写真2はマスクを表示したものです。
写真3は、マスク表示を解除した後で、カラーコレクションのポインターを動かして、マスク部分に薄いピンク色が付くようにしたものです。
写真4はスタイルの保存の説明です。ダークルームから、ライトテーブルに移動します。編集したスタイルの画像が選択されていることを確認します。右ウインドウのスタイルメニューを開き、createボタンをクリックすると、写真4のように、スタイル入力窓が開きますので、保存したいスタイル名を入力します。
次回は別のモジュールを検討してみます。