既存のスタイルファイルの課題
darktableのstylefileは(https://dtstyle.net/)に登録されているものが数は一番多いのですが、この中で、Wes Anderson風のスタイルはすくないです。そもそもパステル調、ピンク系のスタイルは少ないです。
Wes Anderson風はオリジナリティが高く、再現が難しいことがわかります。なので、挑戦してみようと思います。
とりあえず、近そうなスタイルとして、次をピックしてみました。「Deep Purple、warm portrait、Oly_OM-D EM5 II_Vintage_2」このなかで、「warm portrait」を例に、スタイルファイルについて説明します。
スタイルファイルの読み込みは、写真1のライトテーブルの右ウィンドウでスタイルファイルのところのimportを使います。
読み込んだスタイルファイルは、ダークルームの中で、写真2の丸3つと三角アイコンを使って呼び出すことができます。
写真3がサンプル画像です。
写真4は、サンプル画像に、「warm portrait」スタイルを読み込んだところです。
一見まともに、設定ができているように見えますが、サンプル画像は、シーン参照ワークフローを使って編集したのですが、スタイルファイルはベースカーブとトーンカーブを使っています。
CNTL+Zで操作をいったんキャンセルして、再度読み込んだものが、写真5です。
このように、スタイルファイルは、デフォルトでは、現在の編集位置のあとに、履歴として読みこまれます。
スタイルファイルは、表示参照ワークフローを使っていることがほとんどなので、シーン参照ワークフローとは混在できないのです。
しががって、シーン参照ワークフローでは、次の方法しかありません。
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自分で、シーン参照ワークフローを使ったスタイルファイルを作成する
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LUT3Dのファイルを読み込んで調整する
2番目の方法は、LUTのファイルは、まだ、少ないこと、LUTエディタも少ないことから限定されます。
そこで、ここでは、1番目の方法に挑戦してみたいと思います。
風変わりでノスタルジック......世界で見つけたウェス・アンダーソン的風景10選 ニューズウィーク 10月20日 キャスリーン・レリハン
https://www.newsweekjapan.jp/stories/culture/2020/10/post-94862.php