極上の焼き芋の焼き方(21)

加熱温度の検討(2)

前回は120度で水っぽくなったので、今回は150度を試してみました。

紅はるかは、Aさんのもの(焼き芋1)と特別栽培(焼き芋2)の2種類です。

紅はるかのサイズが前回のSサイズより一回り大きなMサイズであること、前回が水分過多だったので、加熱時間は120分にしてみました。

写真1が、焼き芋1で写真2が焼き芋2です。焼き芋1は破裂してしまいました。事前にフォークや金串で、皮に穴をあけておくべきでした。ただし、焦げ目はついていません。

焼き芋2を食べてみると、前回の120度ほどは水っぽくなく、焼き上がりは合格と思います。150度と170度の違いは、焦げ目が付くか否かにあると思われます。オーブン調理では、少し、焦げ目が付いたほうが美味しいことが多いと思われます。これが、オーブンの標準温度設定が170度になっている理由と思われます。逆に150度では、焦げ目はつきません。このため、170度のように、焦げ臭くなってきたら加熱を中断するといった判断はできません。ただし、焼き芋は皮の近くや端の部分も乾燥して硬くなることはありません。

 

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写真1 紅はるかの焼き芋1

 

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写真2 紅はるかの焼き芋2