今回と次回はつくば市をちょっと離れて、宮崎アニメの世界の比較です。
『千と千尋の神隠し』では、台湾の九份が、千と千尋の不思議の町のモデルであるという情報が広まり人気を集めています。この情報は、正確には間違いで、湯屋「油屋」のモデルについて、松山にある「道後温泉本館」と「江戸東京たてもの園」にある「子宝湯」を参考にしたことが明かされています。誤情報が広まったのは、雰囲気が似ているためと思われるので、ここでは、とりあえず似ているとして話をすすめます。
なお、当たり前ですが、台湾の公的なサイトには宮崎アニメはでてきません。誤情報は、旅行会社が意図的に広めた可能性があります。
まあ、雰囲気が似ているので、今回は、余り詮索せずに、風景を楽しみたいと思います。
撮影が昔で、今のカメラより性能が良くなかったので光が若干にじんでいますが、雰囲気を味わうには問題はないと思います。最近のカメラの性能がよくなっているので、フィルム時代との比較ほどではありませんが、古い写真は、最近の写真と比べると、あれ、こんなだったかしらと思うことがあります。
この提灯は美しいです。日本で桜のシーズンに夜桜用につけられるピンクの提灯はとくに昼間は興ざめです。今年は、コロナウィルスで、花見が中止になり、提灯のない桜の風景写真が撮れて、うれしかったです。できれば、日本の悪趣味な提灯はやめてほしいです。できれば、夜桜の提灯もこのくらい美しいとうれしいのですが。
https://jp.taiwan.net.tw/m1.aspx?sNo=0003091&id=290
ジブリ日誌
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