骨付き肉を何時間も煮込んで、スープストックを作るのは、容易ではないので、素人は、出来合いのストックの素を使います。ストックはチキンと牛肉が多く、理由はよくわかりませんが、豚肉は、余り見かけません。油が多いからかもしれません。別に、何時間も煮込むのが大変なことは、素人だけでなく、プロでも同じことで、プロの書いた料理本には、スープストックは使っていると明言している場合もあります。ただし、使いやすいのはチキンのスープストック(鶏がらスープ)だそうです。身近なスーパーで手に入るチキンのスープストックには、3社くらいの製品がありますが、理由はわからないのですが、写真のY社のものを推奨している例(といっても2例ですが)しか知りません。なので、とりあえずY社の製品を手元に置いています。ただし、この製品は食塩が入っていますので、使用する量には注意が必要です。
「混合だしは、できるだけ、単品に近いタイプ」という筆者の主義に最も衝突する問題がチキンだしの混合です。カレールーや鍋のだしを買うときに、だしの混合に配慮する人は少ないようです。しかし、ビーフカレールーなのにチキンだしが入っていることや、海鮮鍋のだしにチキンだしが入っていることが良くあります。鍋のつゆ、カレーやビーフシチューのもとで、チキンだしが入っているものを除いてしまうと選択肢が非常に狭くなります。