続GoToイートの現状

お昼をレストランで食べたので、GoToイートについて聞いてみました。

  • スマホのポイントについては、現時点で、紹介サイトの予約システムに登録していない。今後も予定していない。

  • 地域振興券については、申請している。紙の振興券がでれば使えるようにしたい。

マスコミでは、スマホのポイントついて、ニュースになっていますが、次の点で問題があります。

  • 紙の振興券が有効になった後(あるいは同時)に、スマホのポイントシステムが有効になれば別ですが、現在の2つの方法の実施に時間差のある方法では、時間差の間は、弱小なお店が不利になる点で公平性を欠いています。

  • 紹介サイトでは、色々なお店を紹介していますが、紹介サイトとお店の関係は微妙です。特に、やらせ投稿が多いといわれる場合には、紹介サイトの中立性は疑問になります。今までは、とりあえず宣伝になるということで、紹介サイトにお店が載ることは、お目こぼし状態でしたが、お店側で紹介サイトを選ぶ可能性もあります。たとえば、現在のお店紹介は、点数を付けて一律の順位付けをしますが、店のランクは、予算、食事の時間、年齢層、料理の好み(肉、魚、ビーガンなど)により異なります。車いすやペットへの対応は拡大しつつあります。お店によっては、点数化と一律のランキングよりも、お店の特徴(セールスポイント)を正確に紹介することを求めている場合もあります。この点では、ミシュランの星も問題があります。

また、これは、スマホのポイントと地域振興券のポイントの双方に共通しますが、折角ですから、コロナ対策に対する評価ポイントもランク程度でよいので、出してほしいです。これは、最初はチェックリストに対するお店側の自己採点でもよいと思います。GoToの恐ろしいところは、安全性を向上させるためのこのような仕組みが見える形で組み込まれていない点です。座席数をもとの50%にしても、もともとの座席密度が違いますから、リスクファクターは異なるはずです。こうした点では透明性がありません。