ホテルJALシティつくばは、旧「オークラフロンティアホテルつくばエポカル」が、2020年になって、リネームしたものです。さらに、さかのぼると、建築当初は「 筑波第一ホテル エポカル」でした。
このホテルは、つくば、国際会議場のためのホテルとしての性格をもっています。写真1のホテルの左に国際会議場の一部が写っています。ホテルから、会議場へは、専用通路で、数十メートルの距離にあります。写真1はペデストリアンデッキから撮影しています。
そもそも、「つくばエポカル」は国際会議場の愛称です。
設計は、国際会議場と同じ、坂倉建築設計事務所で、竣工は 1999年です。建築面積: 1,489㎡、延床面積: 7,101㎡、 地上11階のホテルです。茨城県建築文化賞を受賞しています。
写真2は表通り側のホテルとレストランです。写真2に見るように、ホテルは、レストランと一体の建築になっています。
写真3はペデストリアンデッキ側の入り口です。つくば駅から歩いてくる場合には、この入り口を使うことになります。
写真1,2は広角撮影によるアオリが大きいです。撮影は、RAWが撮れるコンデジのLX-100で行いました。darktableのレンズ補正で、レンズ歪は補正しています。darktableのパースペクティブ補正を使って、アオリの補正を試みたのですが、不自然な画像になってうまくいきませんでした。レンズ交換式カメラと違って、コンデジの場合には、収納スペースの制約をうけたレンズ設計になっているため、アオリ角が大きい場合には、広角側での補正は難しくなるようです。撮影は、スイッチオン時の換算24㎜でおこなっています。アオリ角を小さくするか、画角を狭くすべきでした。レンズ交換式カメラは、かさばるのですが、こうしたアオリ角が大きく、広角の場合には、パースペクティブ補正がしやすいメリットがあります。
ホテルJALシティつくば
https://www.tsukuba.hoteljalcity.com/
坂倉建築設計事務所
http://www.sakakura.co.jp/info/works/hospitality/2300/