darktableシーン参照ワークフローのサンプル(1)

darktableの解説が続いて、ちょっと書き疲れたので、解説をあまりしないでシーン参照ワークフローのサンプルの紹介を中心にいきます。

今回は写真1です。

とはいえ、アップの準備をしたら、

「空の色と水の色はそろっている方がよいのか、違う方がよいのか」

という疑問が湧いてきました。

darktableの面白いところは、疑問に思ったら試してみることができる点にあります。

モジュールは、前回、問題があるとしたgraduated densityを使いました。

写真2と3が空の色を変えた場合です。

写真4と5が水の色を変えた場合です。

筆者の結論は次になりました。

  • 空と水の色は、異なった方がインパクトがある。

  • 水よりは空の色を変えた方が良い。これは、実際の色変化が空の方が大きいので当たり前といえます。

5枚の中では、写真2がベストと思いますが、どうでしょうか。

なお、前回申したように、Jpeg編集では、完成画像のイメージが頭の中にあることが必要です。

今回のシリーズは、そのトレーニングも兼ねているつもりです。

 

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写真1 乙戸沼公園(今回のもとの画像)

 

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写真2 graduated density(空の色の修正)

 

 

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写真3 graduated density(空の色の修正)

 

 

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写真4 graduated density(空の色の修正)

 

 

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写真5 graduated density(水の色の修正)