筑波銀行研修センター（旧三菱化学つくばクリエーションセンター）～つくば市とその周辺の風景写真案内（１６３）

筑波銀行研修センター（旧三菱化学つくばクリエーションセンター）

筑波銀行研修センター（旧三菱化学つくばクリエーションセンター）は1988年に岡田新一によって設計されています。当初は三菱化学つくばクリエーションセンターとして、主に、会議場、研修所として会社の内外で利用されていました。2011年からは、関東つくば銀行と茨城銀行が合併した筑波銀行が研修センターとして利用しています。現在は、社外の利用には開放していないので、部外者立ち入り禁止になってしまいました。

岡田新一は、既に紹介した、つくばメディカルセンター病院の他に、筑波大学の第一学群棟、筑波大学中央図書館を高橋てい一とともに設計しています。

写真１が南からみた筑波銀行研修センターです。右側にゲートを大きくしたような建物の部分が見えます。西大通り（幹線道路県道274号線）がちょうど、このゲートの面に平行に走っています。つまり、西大通りを走る自動車からは、道路沿いのゲートと壁面は見えるだけで、内部はよく見えません。なので、筆者もそうですが、ずいぶん変わった建物だけれど、何をするものかしらと思って通り過ぎる人が大半と思われます。写真１の中央の建物は幹線道路からは見えないのです。

写真２はゲートの部分から、メインの建物をみています。この写真は、自動車を止めて、ゲートの前まで歩いて行って撮影しました。この前には、信号機がないので、自動車は60㎞/hくらいの速度で通過します。ですから、通過交通では、ここまで、はっきり建築を見ることはできません。建物は規則正しく窓が並んでいて、研修施設の雰囲気が感じられます。

写真３は、南側の道路から一番離れた場所のフェンスから撮影しています。写真１，２に写っているメインビルディングですが、こちら側には階段があって、ちょっと異なった雰囲気になっています。