darktableでポートレートを写す(17)

トーンイコライザーのマスクモードを使う

今まで、トーンイコライザーはゾーン別の露光であると考えていました。トーンイコライザーには、シンプル、アドバンスト、マスクの3つのモードがあるのですが、前の2つのモードしか使っていませんでした。

しかし、トーンイコライザーには、マスクモードがあり、これはポートレートの肌の表現にも使えることがわかったので、報告しておきます。

写真1は、トーンイコライザーのマスクモードで、プロリセットのソフトを選択したばあいです。

左が元の画像、右がソフトをかけた画像です。肌がなめらかになっています。

なお、このマスクをかけても、トーンイコライザーのゾーンごとの露出は変化していません。

写真2は、写真1でプリセットのソフトを選択すると、どのスライダーが変化するかをチェックしておいて、そのスライダーを更に効かせたものです。左がマスクをかける前の元の画像、右が今回のマスクをかけた画像です。パラメータが強すぎると細部がつぶれてしまいますが、プリセットより若干強くすることは可能です。

 

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写真1 トーンイコライザーのマスクモード

 

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写真2 トーンイコライザーのマスクモード