陽性率の変化
今回は、8月20日発表の陽性率のデータを見ています。
以下の説明は、グラフの解説なので、前回のコピーです。陽性率bの日付だけ調整しています。
陽性率については、頻繁にデータが書き換えられるので、1週間以上たたないと、安定した動向は評価できません。次は、とりあえずの、速報値とみてください。
陽性率は8月6日をピークに減少しているようにも見えます。
データを8月6日まで(陽性率a)と、8月7日から(陽性率b)にわけてプロットしてみました。
陽性率a:5/7-8/6
陽性率b:8/7-8/19(<-ここを調整)
図1が、陽性率と陽性者数で、オレンジが新しいデータ(陽性率b)です。ピークで折り返しているように見えます。
図2が陽性率と検査数です。以前のグラフでは、検査数が7日移動平均でなかったので、ここでは、図1に合わせて7日移動平均に修正しました。最新データ(陽性率B)は図1と同じような傾向になっています。
前回は以下のように書きました。
陽性率と陽性者数、陽性率と検査数がほぼ同一の曲線にのる理由は不明です。この曲線にのるという法則があれば、おそらく、検査数が増えるお盆明けには、また、陽性率が上がります。曲線にのらないと考えれば、お盆明けにも、陽性率は上がらないことになります。
今のところ、お盆明けの検査数が増えたデータは含まれていませんので、その前のデータになります。
図1で、お盆で陽性者数と陽性率が共に低下しています。今までのラインとのずれが大きいのは最近のデータです。繰り返しになりますが、データは遡って更新され、新しいデータほど、更新されることが多いので、その点を考えると、図1から最近は、陽性率が低下しているとはいいきれません。
検査数の変化
図2は陽性率と検査数の変化です。これも、図1と同じように、今までのラインからずれてきているように見えますが、更新を考えると判断できません。
読売新聞の記事では、PCR検査結果は東京都以外では、1日遅れでほぼ、回収済みですが、東京都だけが大きく3日以上遅れているようです。
とりあえず、もう少し、公開データの追跡をつづけるしか他に方法はないようです。
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