darktableでポートレートを写す(8)

liquityで胸を大きくする

ポートレートの記事の追加です。

darktableには、多数のモジュールがありますが、その中では、このモジュールは何に使うのか、正直、よくわからないものもあります。liquity(液状化)モジュールもそうしたものの一つです。

最近、このモジュールは人体をデフォルメする目的で使えることがわかったので報告します。

今回のテーマは女性の胸を大きく見せることです。なお、小顔にもチャレンジしたのですが、上手く行きませんでした。

写真1がサンプル画像です。

写真2が液状化のポイントツールを起動したところです。円が表示されるので、大きさを調整します。

写真3 円の中心を変形(液状化)のもとの位置に移動させ、マウスの左ボタンを押したままドラッグして、移動量を指定します。

写真4 修正後と元の画像の比較です。胸だけでなく、手と腕も変形しますので、円の大きさや、変形量(円の中心の移動量)を調整して、無理のない変形にとどめます。

なお、ポイントツール以外のツールを使うとより複雑な液状化ができますが、この手のツールは使ったことがわからないレベルで使うことがポイントであると思いますので、基本は、ポイントツールで十分と思われます。

それから、当たり前ですが、正面を向いた画像では無効なので、撮影のアングルが合っていないと使えません。

 

 

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写真1 サンプル画像

 

 

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写真2 液状化でポイントツールを起動

 

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写真3 ポイントを移動して、変形量を指定する

 

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写真4 修正後画像(上)と元の画像(下)

 

使用した写真は、「FREE RAW PHOTOS FOR EDITING」というサイトからダウンロードしたもので、特に、ライセンスの制限はないようです。

  • FREE RAW PHOTOS FOR EDITING

https://www.signatureedits.com/free-raw-photos/