風景写真では、日の出と日没前後が、刻々と光線が変化するので、ゴールデンタイムになります。
絵画では難しいグラデーションの表現が、写真では簡単にできるので、写真では、日の出と日没の風景写真が多くなります。
今回は、太陽の方を向けて撮影した日の出の写真です。
写真1は、産直センターの裏側から昇る日の出を撮影したものです。
写真2は、最上川ふるさと総合公園のセンターハウスの裏側から昇る日の出を撮影したものです。
写真3は、最上川ふるさと総合公園内で一番高い山から撮影したものです。
太陽の手前に2カ所、白くボケていますが、これは、誤って、フィルターに触ってしまい、フィルターに汚れがついたためと思います。レンズはオリンパスのPROレンズなので、ニコンのナノクリコートほど強力ではありませんが、ここまで暴れることはないと思います。
写真4は、写真3と同じ最上川ふるさと総合公園内で一番高い山から撮影したもので、画角が望遠よりになります。ここでも白いボケが少しあります。この程度は、レンズの問題かもしれません。実は写真2でも、白いボケが少しあります。同じアングルでより、問題の多い写真がありますが、ここには、載せていません。なので、フィルターの汚れと判断しています。逆光の写真では、フィルターについた油分が悪さをするので、レンズ拭きで丁寧に汚れをとる必要があります。
また、写真3と写真4の撮影時間は1分もたっていないのですが、この場合には、写真3がベターです。画角が色のグラデーションの多様性に対応しています。
ちなみに、コーティングでも手振れで防止でも、あるカメラメーカーが新機能を搭載すると、すぐに、他のメーカーも同等の機能を搭載してきます。しかし、実際には、性能はメーカーにより大きく異なります。カメラメーカーとカメラ雑誌やカメラ店のWEBなどは、談合体制がしみついているので、どこがよい、どこが悪いということをはっきりかきません。その点では、消費者に正確な情報が公開されていない分野だと思います。