金村別雷神社
金村別雷神社はwikiでは「金村別雷神社(かなむらわけいかずちじんじゃ、かなむらわけいかづちじんじゃ、かなむらべつらいじんじゃ)」と3種類の読み仮名がついていて難読地名です。小貝川の湖畔にたつ雷様をまつる神社です。もともとは、小貝川の右岸にあったようですが、河川改修によって、現在は左岸にいちしています。地理院地図で1960年頃の河川改修直後の写真をむることができますが、そのころは神社の参道にも門前町がありました。
最近、iPadを購入したので、今回はカメラの、次回はiPadの写真の2回にわけて、説明します。
金村別雷神社は時代劇のロケ地としては、つくば市内No.1の利用頻度のようです。この神社は、河川改修で対岸に移ったためかもしれませんが、アクセスする道が細くて、近づきがたいので、撮影時に、自動車が入り込むリスクが少ないです。また、周辺に建物のありませんので、こうした点ではロケ向きになります。参道がそれなりにあるので、格式はたかいのかもされませんが、社の大きさや敷地の面積からすれば、大神社のスケールはありません。
wikiによれば、ここの建物は以下からなります。本殿には、覆屋がついています。
本殿 - こけら葺き、一間社流造(いちげんしゃながれづくり)で、棟札の年代から正徳4年(1714年)に建てられたものと考えられている。茨城県指定有形文化財(建造物)。
覆屋 - 本殿を覆う銅板葺きの建物で、天保2年(1831年)に改築されたと考えられている。茨城県指定有形文化財(建造物)。
拝殿 - トタン葺き、入母屋造で1879年(明治12年)の再建[8]。つくば市指定有形文化財(建造物)。
神楽殿 - 瓦葺きで1879年(明治12年)の再建。つくば市指定有形文化財(建造物)。
回廊 - トタン葺きで1879年(明治12年)の再建。つくば市指定有形文化財(建造物)。
写真1は、本殿と覆屋、回廊です。
写真2は、本殿から参道を見たものです。中央の輪は「茅の輪」で「大祓(おおはらえ)」または「夏越の祓(なごしのはらえ)」と呼ばれる6月30日の神事に使うものです。写真は29日に撮影しました。「大祓(おおはらえ)」は12月31日にも行われるようです。神事後すぐには撤去せずに、7月初旬なでは、展示されることが多いようです。今から思うと、輪の中に鳥居が入るアングルもできたかと思われます。反省点です。
利用方法は、「左回り→右回り→左回り→お参り」というように4回通過してお参りします。
この輪はサイズが、人が通るには、小さく、他の神社の輪の写真をみるともう少し大きいです。
写真3は橋の上から、小貝川沿いに、参道の入り口にある鳥居を撮影したものです。
この写真では、鳥居がポイントになると思われます。写真4では、余分な電柱をレタッチで消して、鳥居が浮かび上がる様に、編集しました。鳥居の位置は、中央か、もう少し右の方が構図が安定するかもしれません。左の鳥居の足のところの草が邪魔なので、レタッチすると見栄えがよくなるかもしれません。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E6%9D%91%E5%88%A5%E9%9B%B7%E7%A5%9E%E7%A4%BE
朽津 信明 日本における覆屋の歴史について 保存科学第50号 (平成22年度)東京文化財研究所 保存科学研究センター
https://www.tobunken.go.jp/~ccr/pdf/50/5005.pdf
神社建築 wiki