かつらぎロード(2)~つくば市とその周辺の風景写真案内(80)

かつらぎロード:上流側

今回は、イベント広場より上流側を紹介します。

写真1は最上流の噴水です。意匠では、上流からか下流に水が流れていくようにイメージされていますが、実際には、水路は繋がっていません。

写真2は噴水の次にくる落差付き水路です。落差を入れて勾配感を出すことで、源流に近いイメージを表現しています。

写真3はミニ噴水のオブジェです。下流側にも同じようなオブジェがありますが、ここ上流側が球形のオブジェをつかい、下流側では、立方体のオブジェを使うことで、繰り返し効果とともに変化を付けています。

写真4は、写真3と同じオブジェを下流側から見たところです。写真の右側には、木の周りに生垣があります。刈り込んだ生垣は西洋庭園では、よく見られますが、日本の庭では少ないです。また、日本では、維持管理に手間がかかる問題があります。かつらぎロードでは、刈り込んだ生垣が、写真1にも見られますが、限定的に使うことで、管理費をあまり上げずに、印象的な効果を出しています。

写真5と写真6は順に、イベント広場の方に戻りながら、上流側を見たアングルです。写真4,5,6と順にみていただくとわかりますが、移動に伴い景観が変化していくように設計されています。これは、日本の回遊式提案にアイデアです。

写真7,8,9は写真7と同じデータで、LUT3Dを変えて、色合いを変えたものです。

自治体などの公園紹介のWEBに掲載されている写真は、単に、公園が写っているだけというレベルが余りに多いです。

写真7,8,9は若干人工的な感じをうけますが、写真6より、行ってみたくなるという点では、よりインパクトがあると思います。

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写真1 かつらぎロード:上流側

 

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写真2 かつらぎロード:上流側

 

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写真3かつらぎロード:上流側

 

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写真4 かつらぎロード:上流

 

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写真5 かつらぎロード:上流側

 

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写真6 かつらぎロード:上流側

 

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写真7 かつらぎロード:上流側(LUT3D)

 

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写真8 かつらぎロード:上流側(LUT3D)

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写真9 かつらぎロード:上流側(LUT3D)