かつらきロードは、iias(イーアス)ショッピングセンター内にあるミニ公園です。
詳細はは、次のようですから、かつらきロードの実施設計は清水建設株式会社かもしれません。
基本設計・設計監理監修 株式会社日本設計 実施設計・工事監理・施工 建築工事:清水建設株式会社、
電気設備工事:株式会社関電工、機械設備工事:株式会社九電工
写真1に案内版を示します。
メインのショッピングモールとアウトモールの間をミニ公園とイベント広場にしています。
メインのショッピングモールの内部にもイベント広場はあるので、天候によって、内と外を使い分ける贅沢な設計と思われます。観客からすると同じような催しでも、内と外で気分が違いますので、催し物がフレッシュに感じられると思われます。
イベント広場を挟んで、形の上では、上流に泉があり、下流に池があるという意匠です。アウトモールの1つにウェディング棟があり、ウェディング棟のエントランスに接続する形に設計しています。
かつらきロードは商用施設で、今までの公共公園とは異なりますが、最大の特徴は、徹底して手入れがなされている点です。東京の日比谷公園のように、都市公園の一部では、入念な手入れがなされていることがありますが、一般には、公共公園は、年に数回草刈りをする程度で、ある程度は、雑草は生え放題になっています。
かつらきロードは緑地部分がすくないこともありますが、植生の手入れが行き届いていて、その点では見ごたえがあります。
写真2は、イベント広場です。座席を設けているのではなく、立ち見で、後ろが高くなるように、階段が設置されています。イベントがない場合には、写真のように、広場を突っきって、メインモールの入り口に行きます。イベントがあると広場は通行できませんので、広場を迂回して、メインモールの入り口にいくことになります。
写真1のC字型の屋根の下が、その場合の誘導路になります。
イベント広場は、霧の吹き出し口があって、暑い日には、写真3のように、霧が吹きだします。写真2の撮影位置は、ほぼ、一番後ろの観客席のあたりになりますが、この位置では、誘導路の屋根はほとんど見えません。つまり、観客は、誘導路の存在を意識することなく、催し物に意識を集中できます。この辺りの設計は、非常によくできています。
写真4はロードの周辺のモールです。案内板にはありませんが、ロードに面した側のモールには花が植えられていて、ロードの空間を広く見せています。
かつらきロードの詳細は次回以降に紹介します。
iiasつくば wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/Iias%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%81%B0
「iias(イーアス)つくば」オープン 大和ハウス 2008/09/01
https://www.daiwahouse.co.jp/release/20080829115007.html