抗体検査
岩手県の病院の抗体検査の結果がでて、抗体はゼロだったようです。
これから、「感染の少ない地方にはコロナウィルスは入っていない。」と思われます。移動制限は必要ですが、行動制限(接触回避)は不要であったことになります。Mobility Reportの値も、紹介していませんが、都市部に比べると、下がっていませんでした。
問題は、「感染のある都市部にコロナウィルスがどの程度残っているのか。」になります。
今のところ、海外はともかく、国内では、推定値は発表されていないと思われます。
ですので、問題は、さらに、抽象レベルが上がって、「なぜ、推定値が発表されないのか」にあるとも言えます。
つまり、手順を組みたたて、問題を小問題に分解して解決する「計算論的思考」が欠如しています。
これは、コロナ対策での問題であると同時に、失われた30年の経済成長の課題でもあります。ここがクリアできないと、コロナ後の経済復興も期待できません。
現在は、ともかく、お金をばらまいて、元に戻すという思考欠如の対策です。
しかし、「中国は38分で配布完了!? コロナ給付金支払いに見る彼我の差」(ニューズウィーク)なので、この機会に後れを取り戻さないと、経済の復活はないでしょう。
Mobility Report
Mobility Reportが更新されたので、最近の傾向を見ておきます。
グラフの見方は、コロナウィルスのデータサイエンス(77)を参照してください。
行動制限は、ほぼ水平で、ここのところ変動はありません。
感染者数は微増傾向です。
これから、県外移動の緩和が出てくるので、今後は変化が見られるかもしれませんが、東京の場合は、県境をこえる通勤が多いので、その影響は地方より小さいと思われます。
https://www.newsweekjapan.jp/marukawa/2020/06/post-64.php
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Google Mobile Report
https://www.google.com/covid19/mobility/ Accessed: <2020.06.19>6-17version.
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Apple Mobile Report
https://www.apple.com/covid19/mobility 6-17version Accessed<2020.06.19>.
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Rt Covid-19 Japan
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東京都23区市町村別感染者グラフ
https://stopcovid19.codeforshinjuku.org/