3回目の撮影は、松見タワーを撮影するには、24㎜では不足で、広角のレンズを持ち込むべきではないかと、考えました。前回の鳥の写真の撮り直しが出来ればよいのですが、また、飛んでくれるとは限りませんので、それなら広角をということです。
手元のカメラで一番信頼性の高いのはNIKON のAPS-Cなので、ニコン AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VRというお手頃レンズがあるのですが、迷っているうちにミラーレスになってしまったので、今更、ミラー付きはということでとん挫してしまい、手もとのレンズで一番の広角はCanonのEOS-M用の11-22mmになります。広角側では、11x1.6=18mmになります。まあ、換算画角15mm(10x1.5)より狭いのですが。EOS-M系はミラーレスでは、センサーの割にカメラが小さいです。レンズも、小さく、価格も、高くないものが多く、それなりによく写りますが、可も不可もないところが好き嫌いの分かれるところと思います。失敗も少ないですが、はっとするような写真をとるのは難しいです。失敗の少ないことは、キャノンのカメラがプロに支持される理由ですし、一部の素人が、支持しない理由でもあります。また、小さいとはいえ、レンズじは、4/3より大きいので、交換レンズを旅行に持っていくと結構重かったりします。
写真1が換算18㎜で撮影した松見タワーです。この写真は、ピサの斜塔ではないですが、不安になります。安定感がないのです。
そこで、アオリ補正をかけたものが写真2です。こんどは、確かに縦の線がそろっていますが、タワーがありえないような形にねじれてしまいました。タワーの質感は折り紙でつくったみたいです。
やはり、3回目も失敗と思います。もう一度、仕切り直してみます。
24㎜より広角でも直線状の形状がなければ、問題点がめだたないと思いますが、松見タワーのような場合には、被写体を中心全沿いに持ってくるなど角度の工夫が必要であったと思います。