darktableだけでは、雲が残ってしまい、空が不自然になります。
そこで、空の部分を入れ替えればよいだろうということになります。
空の入れ替えは次の2つのレベルが想定されます。
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曇りの空を切り取って、その部分を、晴れの色で塗りつぶす。
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曇りの空を切り取って、その部分を晴れの日の画像に入れ替える。
最初は簡単です。2番目は、編集が複雑になることとそもそも晴れの日の空を準備する必要があります。
普通は、青空だけの写真を撮ることはないので、青空の写真の準備がそれなりに、ハードルが高くなります。
今回は、1番目の課題に挑戦してみます。
ここでは、画像編集にフリーの描画ソフトであるKritaを使ってみます。
サンプル1は、Kritaで空の部分を抽出した状態です。
サンプル1では、空の部分だけを切りだして、別のレイヤーに保存します。
サンプル2では、サンプル1で作った空レイヤーを水色に塗りつぶしています。
下の方の格子縞模様はαチャンネル(透明な部分)を示します。
サンプル3は、風景のレイヤーと空のレイヤーを組み合わせたものです。
サンプル4が最終結果です。空の水色を自然な色まで薄くしました。